フォトブックの画質についての注意点

フォトブックの画質についての注意点

フォトブックの画質についての注意点

現在、大変人気が出ているフォトブックですが、これは多数の写真を編集して本として製本するもので、今では誰もが気軽にネット上で作成できるシステムが出来上がっています。多くの場合、自宅にいながらにして、インターネットを介して編集して注文ができます。

 

しかし、意外にも写真や素材の画質について知っている方が少ないようです。印刷された写真や文字がきれいに見えるようにするには、使用する素材の解像度が一定以上の高さがなければなりません。

 

一般にカラー印刷の場合、画質は300dpi(1インチ辺りのドット数)以上が必要とされます。モノクロの場合はもっと解像度(600dpi以上)が要求されます。A4サイズの縦用紙に撮影したカラー写真を縦にして全面に挿入する場合、800万画素以上のデジカメで撮影した写真であれば、一応の最低条件を満たすと言えます。

 

しかし、実際に写真を挿入する際には、トリミングなどを行う事が多いと思われますので、配置する写真の大きさにはある程度の注意が必要です。特に配置した写真を拡大して使おうとする場合、拡大した写真はある程度補正はされますが、その解像度は確実に落ちます。拡大が大きくなればなるほど荒れた写真になってしまいます。

 

フォトブックに写真を使う前提で撮影を行う場合、後であまりトリミングをしなくても良いように撮影する事、取りたい対象物にピントをしっかりと合わせる事、適切な露出で撮影する事などが求められます。

 

そして最近のデジカメやスマートフォンのカメラの機能などは、これらの用件を一定のクオリティで満たすように作られていていますので、一般的に言えば、誰もがあまり気にせずに高解像度で撮影できると言えるでしょう。

 

写真の解像度とフォトブックのクオリティ

 

次に、フォトブックの印刷解像度が高ければいほど、印刷写真のクオリティは高くなり、2000万画素といったような高解像度の写真もそのまま使えます。しかし、いくら高解像度の写真であろうと、印刷解像度が低いと印刷解像度以上にはクオリティは上がりません

 

写真の印刷本を注文する前に、印刷所のクオリティをチェックしてからにしましょう。動画サイトなどでは、個人が注文して出来上がったものをアップしているケースや、あるいは各社の比較をしている動画もありますから、それらを参考にするのも良いでしょう。

 

また、ITメディアサイトなどでも、仕上がりの比較をしたものが掲載されていますので、それらもチェックをしてみてください。同じ解像度の印刷でも、印刷所によって仕上がりのクオリティが異なるケースもあるからです。

 

更に、重要なものとして挙げられるものに、あまり気にしない方が多いと思いますが、印刷に使われる用紙の違いがあります。実際、写真の印刷に使われる用紙によっては、かなりクオリティの差が出たりします。最も大きな違いは発色です。

 

パソコンで見るときれいな色合いに見えるのに、何故か印刷物を見るとくすんだ色になっていたり、実際の色とはちょっと違うのではないかと感じることも結構あります。これは作ってみて始めて気が付く事が多いでしょう。また、光沢紙かそうでないかでも、艶がある写真になるかどうかが異なります。

 

写真に適した光沢紙を選択すれば良さそうですが、価格が少し高くなったり、本の重量が増したりしますので、用途と使える予算等を考慮してから決める事になるでしょう。

 

また、デジカメで撮影した写真ファイルは、通常JPG画像ファイルになっています。このJPG画像ファイルはファイルサイズが小さくなるように不可逆圧縮されていますので、何度も編集してJPGファイルに書き出しますと、写真の画像が段々と荒れてきます。

 

これを避けるためには、Photoshopなどの画像編集ソフト等を使うと、一回だけのJPG変換で済ませられますので、編集やレタッチがしたい方は、こうしたアプリケーションを利用すると便利です。こうした場合、編集した写真を再度JPGファイルに書き出す事になりますが、なるべく高画質で保存するように心がけましょう。

 

圧縮が大きいとドット荒れが目立ってきますから。しかし、あまりにも圧縮を低くするとファイルサイズが巨大なものになりますので、その辺の兼ね合いが必要です。重いファイルをネットでアップするののは、時間が掛かりすぎる欠点があります。

 

より美しくクオリティが高い写真の印刷本を作るには、こうした事を多少なりとも知っておくべきでしょう。実際は、注文して出来上がったものを眺めて、始めてクオリティを知ることが可能になる事が多いと思います。もし余裕があって急がないのであれば、ページ数が少ないサンプル本を一冊作ってみて、それを元にしてから判断されるのがベストだと思います。

 

経験に優ものはありません。色々と試行錯誤して、より良い写真本を作ってみてください。きっと感動するようなクオリティの高い、世界で一冊しかないベストの写真集が出来上がる事でしょう。